学びと制度
ここでは、未来の新しい価値を創り出すシステム情報学部ならではの学びの領域をご紹介します。
本学部は学科やコースを分けずに、一つの学びの環境で幅広い分野を学べます。
入学時に専門を絞る必要がないため、さまざまな学びに触れながら自分の興味や関心を見つけ、じっくりと将来の進路を考えることができます。
反転教養教育
多くの大学では、1〜2年生のうちに「教養(英語や歴史、社会の仕組み、自然科学など)」を広く学び、3年生になってから本格的に「専門分野(AIやデータサイエンスなど)」を学ぶのが一般的です。しかし、神戸大学システム情報学部では、一部を除き、この順番を反転させます。
入学後すぐに、プログラミングやAIといった最先端の技術につながる専門科目が始まります。まずは技術という「道具」を身につけます。
その上で、「この技術を使って、社会のどんな課題を解決できるだろう?」という目的を持ってから、教養を学びます。順番が変わることで、どの授業も、自分が社会で何をしたいかにつながって見えてきます。
4年間の学びの流れ
反転教養教育で、4年間の学び方がどう変わるのかを図にしました。
下のボタンで、一般的なカリキュラムと比べてみてください。
神戸大学 システム情報学部 一般的なカリキュラム
システム情報学
専門科目
専門科目
専門科目
その学部の専門分野を学ぶ科目です。システム情報学部では、AIやデータサイエンス、システム科学などを学びます。
教養科目
英語や歴史、社会の仕組みなど、専門分野の外の幅広い知識を身につける科目です。神戸大学の教養教育院が開講する全学共通授業科目やシステム情報学部が開講する専門科目(専門教養系)からなります。
C3(シーキューブ)
Co-Creation Collaboration からとった科目名です。3年次に開講され、学部3年生と大学院生がチームを組んで、システム情報学を使って社会の課題の解決に挑む共創型の演習となっています。
卒業研究
4年間の集大成として取り組む研究活動です。修得した知識や研究アプローチを活かし、特定の研究室で最先端の課題解決や技術開発に挑戦します。
1年前期の時間割の例
1年生の前期から、どんな科目が入るのかを見てください。
授業の様子
模擬講義「スーパーコンピュータを活用した流れのシミュレーション」(46分)
車やスポーツ選手の周りにできる気流。目に見えない「流れ」を、スーパーコンピュータの中で再現します。その背景となる知識は、数値解析2、並列コンピューティング、HPC(高性能計算)といった講義科目で学びます。
LEGOロボット実験(31秒)
LEGOで組んだロボットを動かす実験です。
「プログラムしたとおりに動かない」「思ったとおりに動かない」理由を分析することで、実際のモノを動かす際に発生するさまざまな問題を解決する経験を積むことができます。
C³ユニット教育プログラム
Co-Creation & Collaboration
分野の違う学生がチームを組んで、ひとつのテーマを掛け算で解く、共創型の演習です。
たとえば「放牧している牛の健康状態を、離れたところから知りたい」というテーマに、情報通信・農業・人工知能を組み合わせて取り組みます。
学部3年生と大学院生と同じチームに入ります。テーマによっては、企業や自治体など学外の方が加わることもあります。
システム情報学部では、こうした学びを異分野共創と呼んでいます
教職課程
中学の数学、高校の数学・情報の3つの免許状を取得することができます。
卒業に必要な単位とは別に、教職のための科目を履修します。長期休みの集中講義と、学期ごとに少しずつ積み上げていく形になります。
早期履修制度
成績が一定の水準を超えると、2年生のときに3年生の科目を先に履修することができます。
学びを先に進めることで、進路のページで述べる早期卒業が可能になります。
また、時間的な余裕を作ると捉えて留学に充てることも可能になります。
留学
さまざまなプログラムが提供されています。
1週間から1ヶ月の短期プログラムは長期休暇を使って参加できます。
もちろん、半年間や1年間といった長期の留学も可能です。
長期留学すると卒業もその分だけ遅れることが一般的ですが、システム情報学部では、早期履修制度を活用すれば、3年生の1年間をまるごと留学にあてても、4年間で卒業できます。
どこの大学に行けるか、奨学金、先輩の体験談といった詳しい情報は、留学について(在学生向けのページ)にまとめています。
学生サポート体制
チューター制度
授業の疑問や履修登録、大学生活の不安などを、チューターである教員にいつでも気軽に相談できるサポート制度があり、大学で安心して学べる環境を整えています。
1人の教員が受け持つ学生は10数名です。顔と名前が分かる人数なので、困ったときに相談しやすい規模です。
留学の相談
留学については、チューターとは別に担当の教員がいます。どのプログラムを選べばよいかや、費用はどれくらいかかりどのような奨学金が使えるかといったことを相談でき、相談の時間も設けています。